★★★ 08/07 改訂が占部さんへの当て書きに思える程。奥村さんのリアルな舞台美術も見事。 (手塚)
(2006.8.8追記) この劇の題名は、
三好達治の「郷愁」という詩の冒頭の句で、その詩の中には
「――海よ、僕らの使ふ文字では、お前の中に母がゐる。そして母よ、仏蘭西人の言葉では、あなたの中に海がある」という有名なくだりがあるんだそうです。
(2006.10.10追記) 雑誌「せりふの時代」2006秋号に戯曲が掲載されてて、そこでの松田さんの「上演記録」の文によると、「「姉の死」など、いくつかのエピソードを加え、結末も変更した」のは、1999年の京都アトリエ劇研での再演時だそうです。男が初演時と同じMONOの土田さん、女は三角フラスコの花田明子さんが演じたそうで、そういえば、花田さんは、その頃、あまがさき近松創造劇場「蜻蛉(かげろう)」「風花」と続けて松田作品に出られてた方ですが、今はどうされてるのかな。
(2006.10.11追記) 花田明子さんは
演劇界を離れられてしまったようです。残念。