★★ 12/15 社会派サスペンスと思わせてファンタジーになる欲張った脚本。チラシの福嶋舞さんのイラストの双子のイメージがステキに悲しく思えてくるラスト。 (手塚)
(追記) 調べると、話としては、比較的最近の映画や小説などにいろいろネタと思われるものはあるようです。ただ、自分はそのどれも、観ても読んでもいないので判断つきませんが、ネタはおいても、舞台ならではの部分でリアリティが出ればよいのだろうと感じました。
(2007.1.6追記) ネタバレしてますけど、舞台芸術ライターの栂井理依さんの力の入った
レビュー記事が wonderland に年末に掲載されていたのを今年になって読みました。カズオ・イシグロの小説や大塚英志原作の漫画にも類似のテーマのものがあったとは知らなかった。
本作が本当に描こうとしたのは、現代医療への疑問などではなく、クロスたちを背負った人間たちの<生>の重みであり、それは同時代への痛切なメッセージとなるだろう。
「クロス」はそういえば十字架のことだったかと今さら気がつきました。そうするとタイトルは「禁じられた遊び」でしょうか。